5時起き53日目。
昨日は20時から、資産形成セミナーがあった。ZoomでNISAや保険、家計簿のつけ方、貯蓄の必要性について話していた。
家計簿は今、便利なアプリがある。レシートを撮影して少し入力するだけで、銀行や証券口座、クレジットカードと連携し、資産全体が見える。以前は手書きで一つひとつ記載していた。レシートが溜まって何を買ったのかわからなくなり、ネットで購入したものは記載漏れもあったと思う。今のアプリは本当に便利だ。
元々、節約派である。電気代、ガス代、水道代、ライフラインは自分で調整できると思っているため、意識しながら使ってきた。ガス代は高いという印象がある。以前住んでいた地域でプロパンガスから都市ガスになった時、驚くほど安くなった。今はまたプロパンガスに戻り、やはり高い。電気は月3,000円を下回る月もある。エアコンを使わない時期は特にそうだ。料理も電子レンジをよく使う。温めるだけでなく調理もできるし、野菜はゆでるよりレンジのほうがビタミンが多いと聞いたこともある。
だが、ある時気づいた。節約しながら、何かを犠牲にしていることに。電気をつけない暗い部屋で過ごすと、目が疲れる。ガスを節約して保温で調理すると、時間がかかる。水を節約して素早く洗うと、汚れや洗剤が落ちきれているか不安になる。節約しているつもりが、目、時間、衛生、どこかで何かを引き換えにしていた。最近は、こまめに節約することをやめた。節約は続けているが、電気をいちいち消して回ることはしない。
では、お金とはなんだろう。
子どもが小さい時は、そんなことを考える余裕がなかった。ただ働いて、生活できる資金を確保して、必要なものを必要な時に買えるように準備しておく。それだけで精一杯だった。40代になり、ほんの少し生活に余裕ができた頃、ふと考えた。
お金ってなんだろう。
自分の経験から思うのは、お金は道具だということだ。自分が必要なものを手に入れるためのツール。何かと交換するためのもの。野菜や果物の価格を見て、高いと感じる時がある。「この金額には見合わない」と思うことがある。それは裏を返せば、その価値を自分が認めていない、ということかもしれない。
欲しいものを欲しい時に買える。これは、本当にすごいことだ。高い金額を払ってでも買う人がいるのは、その人にとってそれだけの価値があるからだ。
だからこそ、今欲しいものを闇雲に買うのではなく、よく吟味したい。本当に欲しいのか。今しか手に入らないものなのか。長く使い続けたいものなのか。流行に流されているだけではないか。そう考えながら、ものを選んでいきたい。
働いてお金を得たら、そのお金で自分では作れないものを買う。働くことは、自分の時間を差し出すことだ。時間は有限で、その対価がお金である。お金も時間も、どちらも大切な資源だ。節約も貯金も、その先に「欲しいものを手に入れる自分」があるからこそ、意味がある。
セミナーを聞きながら、そんなことを考えていた。
この文章に目を止めてくださり、最後まで読んでくださった方に、感謝です。今日も、素敵な一日をお過ごしください。

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